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痛みを軽減する握り合いデバイス

メンバー :Youchan Yim (M1)
キーワード:ロボットハンド、ソーシャルタッチ、安心デバイス、痛み軽減

「ソーシャルタッチ」は人と人の社会的な関係における身体的な接触を意味します。握手によって信頼感が高まることや、恋人同士の手の握り合いによって身体的痛みが軽減することなど、様々な心理的メリットが報告されています。私たちは、こうしたソーシャルタッチの心理的メリットをロボットインタラクションに応用し、人々に安心感を提供することを目指したロボットハンド型デバイスの開発を行っています。

 

私たちが開発した最新のデバイスは、小型ロボットハンドと普通型ロボットハンドを組み合わせた握り合い構造を持つロボットハンドです。ユーザーは、小児の手を模した小型ハンドを包み込むような感覚を得ながら、大人の手を模した普通型ハンドにさらに上から包み込まれるような感覚を得るという、「握り・握られる感覚」を得ます。それぞれのハンドには人肌のような触感や体温だけでなく握力も再現しており、人間らしさを高める工夫を並行して行ってきました。

このデバイスは試作段階であり、今後さらなる改良を重ねていく予定ですが、将来的には「医療現場における患者の痛み軽減」という文脈に適用していくことを想定しています。プロトタイプの開発進捗や実証実験の結果については、順次論文発表を行なっていきます。

  • イム ユチャン, 田中 文英.: ソーシャルタッチによる痛み軽減に向けた握り合いロボットハンドの開発. ロボティクス・メカトロニクス講演会2019講演論文集, 2019.

 

(2019.6.25 更新)